「キセキの葉書」原作者脇谷みどりさん講演会~青少年育成大会

11/25(土)高須中学校において高須地区青少年健全育成大会が開催されました
今回は映画キセキの葉書原作「希望のスイッチは、くすっ」の作者脇谷みどりさんをお呼びしての講演会となりました。

メインテーマは「可能性の扉をあけて」~どんな暗闇の中にいても、笑いがあるはず!!~
鈴木紗理奈さん主演の「キセキの葉書」は武庫川団地が舞台であり、作品の原作者は高須町の住民です。
物語は難病の娘と認知症とうつ病を併発した母に挟まれながらも、度重なる試練を乗り越え、勇敢に生き抜く女性を描く人間ドラマですが、そのストーリーは実話に基づいていることを知りました。
そこで、この主人公の実話モデルでもある原作者からこの作品にまつわる実体験を語っていただき、現役中学生やその保護者のみなさんの生きるヒントにつながれば、との意図から今回の講演会が企画されました。
脇谷みどりさんは童話作家として数々の作品を世に送り出す傍ら、さくらFMでパーソナリティも務められている一男一女の母。
事実をありのままに淡々と語られる一方、日々を奮闘する子地震とご家族、周囲の人々の姿やこころ模様を大変明るいトーンで生き生きと描写され勇気をもって決してあきらめず強くしたたかに生きることの大切さがストレートに伝わりました。
聴き終わったとき、胸の奥にすがすがしさをも感じさせられる素晴らしい講演でした。