私が高須地区青少年補導委員に任命され今年で5年目を迎えました。
補導委員の活動内容は、月4回(昼2回、夜2回)のパトロールを基本とし、青少年愛護協議会との連携で各ブロック会、補導活動連絡会などに参加し、地域の子どもたちの情報交換をしたりします。補導委員はあくまでも民間のボランティアであり決して不良、非行少年を摘発するものではありません。
青少年がいっそう不良化、犯罪化することのないよう早期発見して適切な補導にあたるのが使命です。
さて、青少年補導委員というと青少年だけを対象にした活動と思われがちですが、挨拶はもちろん自転車による交通マナーには大人も対象とし、特に力を入れ積極的に声をかけさせてもらっています。
と、いいますのも、高須地区の道路は比較的、平坦な構造でできており子どもから大人までスピードがでやすくなっています。
その為、自転車の二人乗り、信号無視、夜間無灯火には特に、未然に事故を防ぐため厳しく声をかけさせて頂いています。
そこで下記のとおり平成22年と平成23年の統計を調べてみました。
小学校 | 中学校 | 高校 | 大人 | ||
あいさつ | H23年 | 336 | 153 | 143 | 632 |
自転車2人乗り | H23年 | 105 | 265 | 281 | 166 |
H24年 | 55 | 239 | 274 | 120 | |
信号無視 | H23年 | 168 | 44 | 71 | 182 |
H24年 | 32 | 30 | 68 | 156 | |
無灯火 | H23年 | 109 | 113 | 221 | 555 |
H43年 | 78 | 74 | 131 | 355 |
この数字をみればわかるように小学生から大人まで全てが減っているのがわかります。
この数字を見た時、普段からの声掛けがこれ程の効果があったんだととても感謝した瞬間でした。
今年1年も高須地区の方が安心、安全に暮らせるよう「愛の一言」を伝えていき活動をしていこうと思います。
(高須小 青少年補導委員 湖山)